玉ねぎで涙が出やすい人はいる?なぜ出ない人がいるの?玉ねぎを切ると涙が出る理由やその成分、出ない方法や対策をご紹介!
玉ねぎを切っていると目が痛くなってきて涙が出てくることが多いですが、出やすい人っているんでしょうか。
結論からいうと、体質などで出やすい人はいるんです!
私は保育園で給食を作っているのですが、玉ねぎを切っているとすごく涙が出てしまう人とあんまり出ない人がいます。
それってやはり体質などが関係していたんですね。
この記事では玉ねぎを切っていて涙が出やすい人の体質についてや、なぜ涙がでるのか、涙が出ないようにするための対策についてご紹介します。
目が痛くて玉ねぎを切るのが辛い…という方、少しは改善できるかもしれません!是非ご覧ください。
- 玉ねぎを切っていて涙が出やすい人はいるのか
- なぜ玉ねぎを切ると涙が出るのか
- 玉ねぎを切っても涙が出ないようにする対策はあるのか
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玉ねぎで涙が出やすい人はいるの?出ない人はなぜ?
玉ねぎを同じ条件で切っていても涙が出る人とあまり出ない人といますよね。
それはやっぱり、出やすい人がいるということです。
では出やすい人は何が違うのかというと、粘膜などが敏感で刺激を受けやすいということが考えられます。
そもそもなぜ涙が出るのかというと、簡単にいえば玉ねぎを切ることで催涙性物質が飛び散り、粘膜や涙腺に作用するからです。
玉ねぎだけではなく、長ネギや青ネギ、ニラなどを切っても涙が出るという場合は、やはり粘膜が刺激を受けやすいと思われます。
逆にあまり涙が出ない人は、体質的に刺激を受けにくいといえそうです。
玉ねぎで涙が出る理由がある!成分は何?止まらない訳は?
先ほども簡単に説明しましたが、玉ねぎを切って涙が出る理由は催涙性物質が出るからです。
もう少し詳しく説明しますね。
- 玉ねぎを包丁で切ると細胞が傷つき、催涙性物質(硫化アリル)が作られる
- 硫化アリルが空気中に飛び散り、涙腺や粘膜に作用する
- 涙が出たり目が痛くなったり、鼻水が出る
このような理由から涙が出ているんですね。
この硫化アリルという成分のアレルギーの方もいらっしゃるようなので、あまりにひどく涙が出る場合は調べてもらった方がいいかもしれません。
硫化アリルが出続けていると涙腺も刺激をうけ涙も止まらない…となるわけです。
これは玉ねぎを切って細胞を壊すことで発生するわけですから、まわりの皮をむいただけでは硫化アリルはでません。
反対に、大きく切るよりみじん切りの方がより細胞が傷つくわけですから、硫化アリルもどんどん発生し涙もたくさん出ることになるんですね。
玉ねぎで涙が出ない方法はある?対策を5選ご紹介!
なぜ涙が出るのかわかりましたので、涙が出ない方法はあるのか、私の経験上オススメの対策を5つご紹介します!
①換気扇をしっかりとまわす
空気中に飛び散った硫化アリルを早く外に出すために、換気扇をしっかりまわしましょう!
さらに玉ねぎを切っている横から扇風機などで風をながし、顔の方にくるのをできるだけ防ぐとなお良いでしょう。
ちなみに私が働いている保育園では常に換気扇をまわしていますが、玉ねぎを切るときだけ強めたりしています。
②包丁を研いで切れ味を良くする
よく切れない包丁で玉ねぎを切ると細胞も余計にボロボロに傷ついてしまいます。
すると硫化アリルもより発生してしまいますので、スッと切れる包丁を準備しておきましょう!
また、玉ねぎの繊維にそって切れば、なお硫化アリルの発生も抑えられます。
③玉ねぎを冷凍庫にいれて冷やしておく
切る直前の10分程度冷やしておくと、硫化アリルが飛散する量を抑えることができるそうです。
皮むきしてラップして冷やせば、乾燥するのも防げます。
冷凍庫がいっぱいの場合は冷蔵庫でも大丈夫ですが、20分くらいひやしておきましょう。
この方法はしっかり冷やしておき切る直前に出す、というのがポイントです。
経験上、冷蔵庫からだしてすぐ切らないと、結構涙が出てしまいます…。
④玉ねぎを電子レンジで加熱する
硫化アリルは加熱すると、甘味に変化するそうです。
すると目に刺激を与えることはなくなりますので、涙が出なくなります。
具体的には皮をむいてラップした玉ねぎを、電子レンジ600Wを20秒程度で大丈夫です。
ただし、この方法は玉ねぎの味や食感を変えてしまうため、その後の料理方法によっては不向きなものもあります。
また、加熱することで栄養面でなくなってしまうものもありますので、注意が必要です。
⑤梅干を食べる、または割り箸をくわえる
今までの対策は玉ねぎや環境についてのものでしたが、最後は切る人自身についての対策です。
梅干を食べたり割り箸をくわえて、唾液を多く出すことが重要になります。
硫化アリルは水に溶けますので、唾液が多く分泌されれば目につくまえに唾液に吸収されます。
唾液を出せばいいので、ガムを噛むなどの方法でもいいでしょう。
ちなみに私も梅干を食べてやってみたことがありますが、確かに少し目がラクに感じました!
しかし、私の場合職場で梅干やガムを食べながら玉ねぎを切るわけにはいきませんので(笑)自宅での対策ですね。
以上、オススメの対策5選をご紹介しました。
この5つ以外にも、水の中で切る、ゴーグルをする、マスクをする、などの対策もみつけられます。
しかし、ゴーグルは面倒、マスクはあまり効果を感じられず、水の中で切るのは大変、などの理由で省略させて頂きました。
いろいろ試してみて、自分に1番効果のあるものを探してみて下さい♪
まとめ
- 玉ねぎを切ると涙が出やすい人は、粘膜などが敏感で刺激を受けやすい人と思われる
- 涙が出る理由は、玉ねぎを切り細胞が傷つくことで催涙性物質の硫化アリルが発生し、粘膜や涙腺を刺激するため
- 涙を抑える対策としては、換気扇をまわす、切れる包丁を使う、玉ねぎを冷やす、加熱する、唾液を出すなどがある
玉ねぎを使う料理は多いですが、涙が出るとほんとに辛いですよね。
目は痛いし、鼻水は出るし、なんとかならないかと思いながら切ることも多いと思います。
この記事を参考に、是非対策をしてみて下さい。
少しでも皆さんの料理がラクになることを祈っています!
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